クライアント
成功事例

We Do,
ストーリーは語る

クライアントの成功事例では、ケプナー・トリゴーのコンサルティングやトレーニング・サービスが、どのようにしてターゲットとなるKPIの測定可能な改善をもたらしたかについての洞察が得られます。

クライアントの成功事例は業界別に構成されていますが、その多くは、デジタル化が進み変化するビジネス環境の中で、個人やチームが抱える問題や計画、意思決定に分析的思考を適用した結果、劇的な成果が得られたことを示しており、業界を超えて通用する内容となっています。

プロジェクト・オーバーロードからプロジェクト・コントロールへ

消費財

課題

国際的な飲料メーカーのリーダーは、製品開発を改善したいと考え、ケプナー・トリゴー（KT）に注目しました。慢性的なプロジェクトの過多とプロジェクトのパフォーマンス不足が、新製品の成功を妨げていたのです。KTは、ベスト・プラクティスと現在の製品開発プロセスを比較し、パフォーマンスのギャップを特定し、製品管理の多面的な改善計画を共同で策定することを支援しました。

結果

新しい体系的なアプローチは、戦略と製品開発をリンクさせ、プロジェクトを選択するための明確で優先順位の高い基準を提供します。高度なポートフォリオ管理と合意されたプロセスにより、製品開発パイプラインの中でプロジェクトを導いています。リソースの使用と割り当てを改善し、リスク管理、プロジェクト管理ツール、プロジェクトモニタリングをプロセスに統合することで、慢性的なプロジェクトの過負荷を克服しています。

商品開発の抜本的な見直しを継続する。

消費財

課題

この食品会社は、ケプナー・トリゴー（KT）と協力して、新しい役割と責任、新しい商品化活動を定義し、製品開発プロセスを再設計しました。このアプローチでは、場合によっては、行動の根本的な変更が必要となります。KTはこのクライアントのパートナーとなり、新しいプロセスを設計・実施し、必要な変化を持続させました。

結果

KTは、6ヶ月の間に、製品開発に対する3つのアプローチの実行を支援しました。KTチームは、明確な目標と指標に基づき、クライアントが軌道修正するのを支援しました。プロジェクトは予定通り、予算内で完了しました。現在、新製品の開発は、クライアントが所有し、製品ポートフォリオ全体で一貫して働く独自のプロジェクトマネージャーが管理するプロセスで行われています。

トラブル・マネジメントの変革

金融サービス

課題

ドイツの大手銀行のグループテクノロジー＆オペレーションズ（GTO）部門のグローバル問題管理チームは、問題プロセスの標準化を望んでいました。彼らは、根本原因分析（RCA）セッションで問題管理者が使用するアプローチに一貫性がないことを経験していました。RCAには共通の構成や形式がなく、問題の性質や目的について混乱が生じていました。

結果

ケプナー・トリゴーは、バリューストリームマッピングを活用し、問題管理の効率と効果を変革するためにチームと協働しました。彼らは、初期調査のボトルネックを特定し、KTの思考プロセスを導入することで問題調査の品質に取り組みました。この変革プログラムにより、1年目に60%、翌年には55%のインシデントが削減されました。

世界的金融機関における最優先事項のインシデント削減　1年目に50%、2年目はさらに20%の削減

金融サービス

課題

あるグローバル銀行は、大きく異なる IT インフラの問題管理を改善するために苦心していました。彼らは、それぞれのユニークな課題に対処するために、ケプナー・トリゴー（KT）とその問題管理ツールに注目しました。第二の組織のリーダーは、新しい機関に参加した後、問題管理の問題への対処を支援するために、KTを探していました。

結果

KTは、同じ分析手法を用いて、それぞれの固有の問題に対処するための多段階の再構築計画を提案し、実施しました。2つの全く異なるITインフラと問題管理の課題にもかかわらず、KTは最初の12ヶ月間で両銀行のクリティカル・インシデントの数を劇的に減少させることができました。

ITの安定性を高める

金融サービス

課題

世界的な投資・資産運用会社であり、世界最大級の資産管理会社である同社は、顧客に影響を与える重大なインシデントの根本原因分析を改善し、ITの安定性を向上させることを検討していました。ITの問題は、明確な戦略や統一されたアプローチを持たずに、分散した個人のグループによって処理されていたため、持続的な改善は事実上不可能でした。目標は、優先度1のインシデントの全体的な安定性を、最低でも20%向上させることでした。

結果

安定性の向上を究極の目的として、根本原因分析（RCA）プロセス全体を改善するためのパイロットプロジェクトが、インフラストラクチャー組織内で実施されました。問題管理者が根本原因調査のためにSMEと迅速に連携し、根本原因分析の規律あるアプローチによって強化され、より正確な調査結果が得られたことで、このプログラムは全体的な安定性に大きな改善をもたらしました。上級IT管理者は、このプログラムを他のIT環境にも拡大することを承認しました。